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JIRA 6 の準備のための 6 つの手順

2013-05-08 (Wed)  •  By 伊藤  •  活用のヒント  •  Jira 翻訳

今回の記事は、JIRA 6 に関するアトラシアン ブログ「6 steps to prepare for JIRA 6! 」の弊社翻訳版です。原文と差異がある場合は、原文の内容が優先されます。

JIRA 6 がやってくる!

注意 : この記事は JIRA オンデマンドをご利用のお客様には関係がありません。JIRA オンデマンドをご利用の皆様は、機能が利用可能になった時点ですぐにお使いいただけます。

システム管理者の皆さんに朗報です。皆さんもご存知のように、Atlassian は JIRA 6 のリリースを 大変心待ちにしています。皆さんの組織でスムーズにアップグレードできるよう、テスト システムに新しい JIRA をインストールして、プラグインや統合が問題なく実行されるかを確認できます。期待どおりに動作しない箇所がある場合、最終リリースがさらに良いものに仕上がるように弊社にフィードバックをお送りいただけます。また、組織内の他のユーザーに新バージョンの内容を共有できます。

テスト システムが稼働したら、インストールには 2~3 時間程度かかります。これには JIRA がデータをインポートしたりインデックスの再作成を行う時間は含まれません。この時間はお使いの JIRA インスタンスの規模によって変わります。

注意 : JIRA 6.0 には API の変更が含まれます。このリリースでの API の変更に関する弊社のドキュメントを参照してください。すべてのインストール済みカスタム プラグイン (マーケットプレイス でインストールしたものと自分で作成のもの) の機能を JIRA 6.0 で確認してください。

この記事では JIRA 5 からのアップグレードについて説明します。JIRA 4.x のインスタンスを実行している場合は、まず JIRA 5.2 にアップグレードする必要があります。JIRA 6 のベータ版はプレリリース ソフトウェアであるため、実稼働サーバーでは使用しないようにしてください。また、Atlassian は JIRA の現在のリリース バージョンからのアップグレードのみをサポートします。中間エンジニアリング ビルドには 6.0 最終版への正式なアップグレード パスが用意されていません。このプロセスの詳細については、ステージング サーバーの作成 に関するガイドを参照してください。

新しいサーバーの構築

注意 : プレビュー リリースはサポート対象外です。この JIRA のリリースについてヘルプが必要な場合は、http://answers.atlassian.com/ をご利用いただくか、製品のフィードバックをお寄せください。

1. お使いのインスタンスの XML バックアップの取得

最初にすべきことは、現在の JIRA インストールのバックアップを作成することです。JIRA はデータを XML 形式にバックアップし、それを後でインポートできます。バックアップ機能は [システム (System) > [インポートとエクスポート (Import and Export)] または以下の URL から利用できます。

https://www.example.com/jira/secure/admin/XmlBackup!default.jspa

スクリーンショット : JIRA データのバックアップ

バックアップが完了したら、バックアップ画面に表示されたディレクトリにウィザードで指定したファイル名で保存されます。

2. インストール先のシステムの準備

JIRA の XML バックアップには多少の時間がかかります。エクスポートの実行中、JIRA インストールの開発システムを用意し始めましょう。実稼働システム内のできる限り多くのものを開発システムでミラーリングすることをお勧めします。

3. JIRA のインストール

JIRA をインストールする準備ができました。弊社の ダウンロード サイト から最新の EAP (先行アクセス プログラム) を取得できます。弊社の顧客が使用している構成がいくつかあるので、インストール ガイドを参照してください。JIRA 6.0 のインストール操作は JIRA の以前のバージョンとほぼ同じです。

仮想マシンに JIRA をインストールしている場合、JIRA 5.2 インスタンスを複製して アップグレード ガイド を参照することもできます。ベース URL を更新し、JIRA の複製インスタンスが別のデータベースのインスタンスと連携していることを確認する必要があります。JIRA が実稼働環境で SSL 構成のもと実行されている場合は、テスト環境でこれを検討してください。アプリケーション リンクが正常に動作するには、これらの証明書を Java キーストアにインポートする必要があります。

4. プラグイン、データ、その他

インストールの完了後、サーバーにアクセスし、インストール時に作成したアカウントを使用して JIRA にログインできることを確認します。JIRA がテスト サーバーで稼働したら、データ、プラグイン、およびカスタマイズを追加します。

データのインポート

データを JIRA に戻すために、手順 1 でエクスポートした XML ファイルをインポートできます。JIRA には以下の URL に XML インポーターが用意されています。

http://example.com/jira/secure/admin/XmlRestore!default.jspa

バックアップ ファイルは JIRA_HOME/import/ に保存されます。なお、XML インポートによりテスト インストール内のすべての内容が上書きされる点に留意してください。JIRA は以下のデータをインポートします。

注意 : 新しいサーバーが外部ディレクトリ  サーバーにアクセスできることを確認してください。アクセスできない場合、後でログインできなくなります。

インポートには多少の時間がかかることがあります。JIRA はデータをすべてインポートし、インデックスの再作成を実行します。この時点で JIRA 6.0 の新機能を確認できます。

なお、インポート処理には添付ファイルは含まれません。JIRA_HOME/data/ から手動で移行する必要があります。

プラグインの有効化

既定では、XML 復元でプラグインのバイナリは新しい JIRA インストールにコピーされません。JIRA ではなく ユニバーサル プラグイン マネージャー (UPM) を通して有効にする必要があります。すべてのプラグインが JIRA 6 のベータ版にインストールできるよう有効になっているわけではありません。UPM に表示されない場合、手動でインストールできます。http://marketplace.atlassian.com/ に移動し、プラグインをダウンロードして JIRA にインストールします。プラグインが期待どおりに動作しない場合は、Atlassian に問い合わせる前にプラグイン開発元にご連絡ください。このリリースで API に変更を加えた関係で、プラグインのすべてが JIRA 6.0 で動作するとは限りません。

その他のカスタマイズ

CSS ファイル、Velocity テンプレート、または中核コードなどの JIRA のアセットに変更を加えた場合、新しい JIRA インストールに手動で移行する必要があります。

5. テスト、確認、共有

JIRA 6.0 には多彩な新機能が盛り込まれています。使用感、特に新機能についてのフィードバックをお待ちしております。

新しい JIRA との出会い : モダン、高速、モバイル対応、シンプル!

チームがかつてなくすばやく作業できるように、課題ナビゲーターに新しく詳細ビューを追加しました。私たちも愛用しているので、皆さんのチームでも同じように活用していただけると思います。また、モバイル デバイスから JIRA にログインできます。生産性を高めるため、モバイル デバイス向けに使用感を調整しました。

スクリーンショット : アトラシアン JIRA 6.0 のモバイル分割ビュー

JIRA 6 は Atlassian デザイン ガイドライン (ADG) をサポートしているため、Confluence や Stash と同じルック アンド フィールが採用されています。

スクリーンショット : JIRA 6.0 における ADG ヘッダー

ワークフロー共有が簡単に

JIRA でワークフローの作成と共有がかつてなく容易になりました。JIRA へのベスト プラクティスのインストールを簡単に行えます。JIRA インストール間、または Atlassian マーケットプレイス からワークフローの共有を行えます。

スクリーンショット : JIRA 6.0 におけるワークフローの共有

実行

お使いの環境に JIRA をプッシュしてみましょう。何が動作し、何が動作しないかを弊社まで是非お知らせください。お客様からのフィードバックなしに JIRA の改善は望めません。

6. このインストール手順の遵守

JIRA 6.0 の最終版をリリースしたら、作業がスムーズに進むようにこの手順を使用して最終版にアップグレードすることをお勧めします。こうすることで正式なアップグレードを自信を持って実行できます。サーバーに 6.0 最終版がインストールできたら、http://jira-dev.company.com として実行します。実稼働システムに展開する前にテスト システムを用意して新しい変更点を試すことは非常に重要です。また、実稼働システムで問題が生じた場合、テスト サーバーで再現してトラブルシューティングに利用できます。開発サーバーは新しいプラグインを実行する際の有用なサンドボックスとなります。

アトラシアンから皆さまへの感謝の言葉

最後までお読みくださり誠にありがとうございます。また、JIRA 6.0 ベータ版をダウンロードするお時間を取っていただき感謝します。JIRA 6.0 リリースが最高のリリースとなるためには皆様のご協力が欠かせません。フィードバックをお寄せいただく場合は、JIRA 内部からお願いします。画面下部の [フィードバックを入力 (Got Feedback?)] リンクをご利用ください。

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