日頃より、弊社をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。この度、ゴーツーラボ 株式会社が営むアトラシアン製品ライセンスの販売および SI サービスの提供事業をリックソフト 株式会社に譲渡することで合意し、事業譲渡契約を締結する運びとなりました。詳細については、「事業譲渡に関するお知らせ」をご参照ください。

AtlasCamp 2012 参加レポート

2012-09-26 (Wed)  •  By 伊藤  •  イベント  •  AtlasCamp

米国現地時間の 9 月 19 日から 9 月 21 日の日程で、毎年恒例のプラグイン開発者向けのイベント AtlasCamp 2012 が米国ハーフムーンベイ で開催されました。参加者の笑顔が絶えない、フレンドリーな雰囲気でイベントが進行し、最新のプラグインの開発技術や新機能などについての情報が活発に交換されました。このイベントには、アトラシアン製品向けプラグインの開発者が世界中から参加しましたが、昨年に引き続き、弊社からもエンジニアが 2 名参加いたしましたので、その様子を今回の記事でご紹介いたします。

開発ツールに関する話題

今回の AtlasCamp 2012 では、アトラシアン社のエンジニアがさまざまな新しい技術や自身の開発経験を参加者と共有いたしましたが、その中でも特に注目を浴びたのが、アトラシアン プラグイン システム 3 ならびにアトラシアン プラグイン SDK 4 でした。

アトラシアン プラグイン システム 3

アトラシアンでは新しいプラグイン アーキテクチャの開発に着手しており、それがアトラシアン プラグイン システム 3 です。アトラシアン プラグイン システム 3 ではセキュリティに関する制限の定義に対応しており、プラグインをインストールする際に管理者の承認が必要となるため安全性が向上しています。それ以外にも、アトラシアン プラグイン システム 3 ではリモート アプリにも対応しています。リモート サーバーにアプリケーションをデプロイし、課題管理システム JIRA や文書管理システム Confluence などのアトラシアン製品と連携することが可能です。また、アトラシアン オンデマンドの製品にも対応していますので、アトラシアン オンデマンド向けのプラグインの開発も可能になりました。

このアトラシアン プラグイン システム 3 は来年 (2013 年) 3 月にベータ版が、正式版は来年 6 月にそれぞれリリースされる予定とのことです。アトラシアン プラグイン システム 3 の詳細につきましては、以下のサイトを参照してください。

アトラシアン プラグイン SDK 4

アトラシアンでは以前より同社の製品向けのプラグイン開発者用にアトラシアン プラグイン SDK を提供しており、これを活用することでプラグインの開発作業がより迅速に行えます。今回の AtlasCamp 2012 では、その最新版のアトラシアン プラグイン SDK 4 について詳細なレクチャーやハンズオン トレーニングが行われました。

アトラシアン プラグイン SDK 4 の注目点は、ページの自動再読み込みです。プラグインの開発において、HTML や CSS を変更した場合でも、再デプロイの必要なしに自動的にページが再読み込みされるので非常に便利です。

残念ながら、アトラシアン プラグイン SDK 4 の正式リリースの日程は現時点では未定となっています。ご関心のある方は、以下のリリース ノート一覧ページのブックマーク登録をお願いいたします。

その他のツール

上記以外にも以下のようなツールが紹介しました。

アトラシアン docco

ソース コード ドキュメンテーション (ソフトウェア ドキュメンテーション) に特化したツールです。開発者は説明、指示、ハウツー、ユース シナリオなどを、関連するソースコードを含めて記述できます。結果は HTML 形式で出力されます。

アトラシアン FastDev ツール ボックス

REST API や JSON-RPC の参考を容易に行えるツールです。

アトラシアン製品に関する話題

今回の AtlasCamp 2012 では、さまざまなアトラシアン製品の新機能も紹介されました。ここではその主なものをご紹介します。

アトラシアン JIRA

JIRA 5.0 から JIRA 6.0 に向けての開発予定の機能が紹介されました。今回取り上げられたのは、インライン編集、課題コレクター、JIRA Webhooks (他サイトで JIRA の課題情報の表示を実現)、そして新しい課題ナビゲーターなどです。また、REST API も改善される予定で、現時点では JIRA 6.0 でリーリスされる予定とのことです。

アトラシアン Confluence

ドキュメント管理ツール Confluence のプロダクト マネージャーが Confluence 4.3 で実装された機能、ワークボックスについての紹介を行いました。Confluence 上でのさまざまなイベント、例えば自分のコンテンツにコメントが作成された、自分のコンテンツが「いいね!」された、自分にタスクが割り当てられた場合に、ワークボックスに通知が表示されます。、また、このワークボックスは JIRA、Bamboo、Facebook、Twitter などと連携することも可能です。 それ以外にも、Confluence 4.3 ではモバイル用ユーザー インターフェイスが公開されています。

アトラシアン Stash

ワークフローやセキュリテイの強化に関する機能が追加される予定です。また、Stash のプラグインが日増しに増えていることもあり、プラグイン開発者用の API も改善される予定です。

おわりに

3 日間におよぶ日程は、セミナーやトレーニングで大変充実していました。また、アトラシアンをはじめとする世界中のデベロッパーとの交流やナレッジ共有も実に有意義なものでした。次回はさらに多くの日本からのデベロッパーの方とお会いできることを期待しています。

“See you at AtlasCamp 2013 Europe!”

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