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2010-12-02 (Thu) • By 伊藤 • ドキュメント • Crowd リリース ノート 翻訳
2010 年 12 月 01 日
Atlassian Crowd チームより、反応性が高く優れた REST を活用した Crowd 2.1 の提供を開始したことをお知らせいたします。
新しい高機能の REST API はクライアント アプリケーションによる使用を前提に設計されており、今後の作業の基礎を提供します。API を構築し、Crowd の Apache と Subversion コネクタを再構成するためにこれを使用しました。今回のリリースの別の注目点として、新しいデータベースによるキャッシング、LDAP 接続プール、および Apache/Subversion コネクタを使用することによるパフォーマンスの改善が挙げられます。
今回のリリースの注目点 :
Crowd 2.1 では Crowd に接続するアプリケーションが使用する新しい一連の REST API が導入されました。これはカスタム アプリケーション コネクタの開発者にとっては特に朗報です。
REST API はクライアント アプリケーションに以下の機能を提供します。
また、クライアント アプリケーションはユーザー ベースに対して以下のエンティティを追加、更新、削除、および取得できます。
例 :
http://YOUR-CROWD-SERVER:8095/rest/usermanagement/1/user?username=USERNAME
http://YOUR-CROWD-SERVER:8095/rest/usermanagement/1/user/attribute?username=USERNAME
http://YOUR-CROWD-SERVER:8095/rest/usermanagement/1/user
http://YOUR-CROWD-SERVER:8095/rest/usermanagement/1/group?groupname=GROUPNAME
新しい API と REST リソースに関するガイドを参照してください。
Crowd 2.1 には新しいインプロセスの Apache/Subversion コネクタが含まれており、パフォーマンスの改善とメモリ使用量の低減が実現されました。また、コネクタは以下に対するサポートも提供しています。
今回の改善により 100 以上の投票に対応しました。Apache と Crowd の統合、および Subversion と Crowd の統合に関するドキュメントを参照してください。
Crowd の以前のバージョンでは LDAP ユーザーとグループ データに対してインメモリ キャッシングが提供されていました。Crowd 2.1 では LDAP キャッシュが Crowd データベースに保存され、大幅にパフォーマンスが改善されました。読み取り専用のクエリは LDAP サーバーではなくデータベースにヒットします。LDAP データのクエリは Crowd 内部ディレクトリのクエリと同じように効率的に実行されます。これはユーザーの検索に対して反応が不十分なことがある大規模な LDAP サーバーで特に有用です。
その他の機能 :
詳細については「Configuring Caching for an LDAP Directory 」を参照してください。
Crowd は LDAP サーバーの接続プールをサポートするようになりました。LDAP サービス プロバイダーは接続プールを維持し、必要に応じて割り当てます。接続が切断されると、LDAP は今後の使用のために接続をプールに戻します。詳細についてはドキュメントを参照してください。
接続プールは LDAP 接続確立の負荷を抑えます。Active Directory と SSL を使用しているサイトでは非セキュアな接続と同等のパフォーマンスが得られます。これは Crowd 2.0 から大幅に改善された点です。
ユーザーがパスワードを忘れた場合、Crowd は新しいパスワードを送信することはしません。代わりに、一意でランダムな URL を送信して新しいパスワードを自分で選択するように促します。新しいワークフローにはいくつかの利点があります。